2015年4月27日掲載 日刊ゲンダイ 今週の爆騰株! モバイルファクトリー(3912)東証マザーズ
二つの国策・地方創生&医療費削減を解決できる銘柄!
今回ご紹介するのは、着メロ・占いなどの月額課金のコンテンツサービスと、位置情報ゲーム、男性向けスマートノベルの都度課金のソーシャルアプリの2軸でモバイルサービスを展開するモバイルファクトリー(3912 東証マザーズ 投資金額約24万円)です。コンテンツサービスで安定的な収益を生み出し、位置情報ゲームで大きな成長が期待出来ます。位置情報ゲームは、コアなファンが多く1,000日以上連続プレイを行っているのが2,000名以上、毎日数万人のユーザーがプレイしています。家の中でスマホをいじれば、攻略できるのではなく、「駅奪取PLUS」では、実際の駅に行って、位置情報を登録することでゲームを楽しみます。ゲームで人を動かすことが出来るのが、最大の特徴です。
今までは、広告によって、ユーザーを獲得してきましたが、上場後は、さまざまな企業や自治体などと連携して、ユーザーを獲得する予定です。
国策である地方創生に悩む地方自治体は、モバイルファクトリーと連携すれば、実際に地方にゲームユーザーを来させることが可能です。既に、三陸鉄道と復興支援コラボを行った実績があります。上場をきっかけに更に様々な地方でのコラボが増えそうです。
また、医療費の削減は国策ですが、その実現のために、健康保険組合は、加入者の健康保持増進のためデータヘルス計画を作成することが決まっています。位置情報ゲームは、様々な場所に移動し、歩くことになるので、生活習慣病の原因のメタボ予防に最適です。健康保険組合の組合員のメニューとして、位置情報ゲームの提供を提案しています。また、電鉄会社やコンビニなどの小売各社、ポイント系各社などと多方面にビジネスチャンスが広がっています。
地方創生と医療費削減という二つの国策を同時に解決できる可能性のあるモバイルファクトリーは、中・長期的な成長が期待出来そうです。
※本コラムは筆者個人の見解となります。「オールアバウト」の株式ガイドを担当中
@@@@ この記事は、2015年4月27日に日刊ゲンダイの連載記事の今週の爆騰株に掲載されたものです。
- 作者: 藤本誠之,http://www.asuka-g.co.jp/images/9784756917041mini%5D.jpg
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